インプラントはナゼ骨とくっ付くの? 種類は?
インプラントと生体
インプラントはとても優れた生体適合性を有するチタン合金で作られています。
骨の中に インプラントを植立すると、インプラントと生体との間に骨組織の治癒が起きます。歯肉などの軟組織の介在無しに、インプラントと骨組織が直接的に接触していて、かつ、それを持続している状態です。これを骨結合(オッセオインテグレーション)といいます。
組織学的には骨接触率は50〜60%で、しかも常に変化しています。
インプラントを植える時にできるだけ長いインプラントを植えて耐圧能力を高めておくことは、歯科医側の責任です。 基本的には、直径
4mm で、長さ10mm あれば、大丈夫であると考えられています。
インプラントの種類
インプラント治療には、1回法と2回法とがあります。どちらの方法をとっても、成功率には差異がありませんので通常は1回法のインプラントを選択します。 2回法を選択するのは、骨を増やす手術が同時に必要であるとか、大きな入れ歯の下にあるので安静期間中に力がかかりやすいとか、上の前歯で審美的な要求が高い、といったケースです。
1回法インプラント | |
外科的な処置が1回で済むテクニックです。インプラントを植えた後にその頭の部分が歯肉から1〜2mm見えています。この上に差し歯を装着するのです。 |
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2回法インプラント | |
外科的な処置が2回必要なテクニックです。インプラントを植えた最初の手術の時点では、インプラントは歯肉の下に隠れているので、術後の感染のリスクが低くなり、安静期間中の負担も避けやすくなります。 安静期間後にあらためて再手術をして、インプラントの頭を歯肉の上に出し、差し歯を装着するのです。 |
さあデンタルクリニックのインプラント治療では、長年の実績があり世界中で広く使われている
zimmer 社のインプラントを使用しています。
1回法インプラントとして、スイスプラス SwissPlus ( zimmer 社 )
2回法インプラントとして、スクリューベント Screw-Vent ( zimmer 社 )
を各々選択しています。
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