どんな歯でも真っ白な歯になるわけではありません
ホワイトニング とは、元の歯の色が明るくなる変化です。
すなわち、ホワイトニングをすると、ある一つの色相の系統の暗い色から明るい色へ変化するの
です。元の色相を超えた変化はありません。 その変化を分かりやすく例えてみれば、紺色の
ジーンズをホワイトニングしたら水色のジーンズにはなりますが、ホワイトジーンズになることは
ない、ということです。
ホワイトニングによる色の変化の差
経験的には、元の歯の色相によりホワイトニングの効果に差が見られることが知られています。
歯の元々の色相により、ホワイトニングをすることで歯が白くなった!という分かりやすい変化を起こしやすいのは、A系統とB系統です。 逆にホワイトニングをしたことが分かり難い、即ち、歯があまり白くなってない・・・という変化になりやすいのは、C系統とD系統です。
変色歯のホワイトニングによる変化
小さい時の服薬の影響などで、VITA shade guide の色見本には収まりきれない色合いを示す歯もあります。 (代表的なものはテトラサイクリンによる変色) これらを変色歯といいます。
変色歯はFeinman の分類が有名で、その程度により4段階に分類しています。変色の程度がひどくなるにつれて、一般に縞模様もひどく目立つことが多いようです。
F1 (1度) | 淡い黄色〜褐色の色合い |
F2 (2度) | 淡い灰色 |
F3 (3度) | 濃い褐色〜灰色 |
F4 (4度) | かなり濃い着色 |
この写真は、変色歯をホームホワイトニングした典型的な一例です。
上の歯に注意深く半年に渡りホームホワイトニングをしました。下の歯は未治療です。
Feinman の分類で3度、4度以上の重症になると、 ホワイトニングの効果はかなり限られて、原則としてホワイトニングの適応症からは除外されます。
実際にやってみると、上の写真で分かるように歯の色合いは明るくはなるのですが、どうしても元の歯の色合いが残ります。 どちらかと言えば表面が白いチョーク状の白さを示す変化が見られます。チョーク状の白さは一般的に決して明るい白い歯とは言えないのですが、最初の暗い歯の色よりもずっと明るくなるので、患者さんによっては十分な満足を得ることもあります。
また、縞模様が強い場合、歯が明るくなることでその縞模様が強調されたようにハッキリと明確になってくることがあります。
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